
Windowsでは、TCP/IPの同時接続数の上限が
デフォルトでは10と設定されています。
(いわゆるネットで通信する上での約束事のようなもの。
TCPはデータの信頼性を重視しており、逆に速度を重視したものがUDP。
あくまで例えなので詳しく言えば違いますが、
興味のある方はOSI参照モデルなどを勉強すると幸せになれるよ!)
このため、同時接続数が10を超えた場合は順番待ち状態になり
回線や処理能力に余裕があっても待機させられます。
良質な回線やNICを使っていても、これでは快適さが体感できません。
そこで、この同時接続数を変更し
ネットを快適に利用する方法を紹介します。
※環境に強く依存するため、上級者以外は実行しないことをお勧めします。
TCP/IPの同時接続数を変更するには、Tcpip.sysを書き換える必要があります。
まず、下記URLから「Universal Tcpip.sys Patch」をダウンロードしてください。
→
http://deepxw.blogspot.jp/
2009/01/download-latest-version.html#UniversalTcpipPatchダウンロードしたら解凍します。
OSが32bitの方はX86、64bitの方はX64を実行します。
(Windows Vista 以上の方は、管理者権限で実行してください)

言語を選択するダイアログが表示されます。言語を選択し、「OK」をクリックしてください。

「このツールは上級者向けです。
もしOSを修復する能力が十分ではないのなら使用しないでください。」
と警告が表示されます。了承したうえで「OK」をクリックしてください。

表示されたソフトの右側に、数値を入力する欄があります。
これが同時接続上限数を決める数値です。
自分の環境にあった数値を入力して、「Apply」で保存します。

変更を適用するにはコンピュータの再起動が必要となります。
必ず再起動してください。
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